画像メインLPとは、デザインの大部分を画像で作るランディングページのことです。短期間・低コストで作れて見栄えが良い一方、SEOや表示速度に弱いという明確なクセがあります。使いどころを間違えなければ、強力な選択肢になります。
「広告用のLPを早く・安く作りたい」「デザインにこだわった1枚をすぐ出したい」。そんなときに候補に上がるのが画像メインLPです。ただ、メリットだけで選ぶと、後から「検索で全然出てこない」と気づくことになります。
この記事では、現役でLPを制作している立場から、画像メインLPの向き・不向き、メリットとデメリット、作り方、成果を伸ばす運用の考え方まで整理します。自社のケースで使うべきかが判断できるようになります。
画像メインLPとは?通常のLPとの違い
まず、画像メインLPがどんなものかを押さえましょう。LP全般の基本はLPの基礎知識もあわせてご覧ください。
LPの基本的な役割
LP(ランディングページ)は、訪問者に『1つの行動』をとってもらうことに特化した1枚のページです。広告やSNSの受け皿として使われます。
画像メインLPの位置づけ
画像メインLPは、文章(テキスト)の代わりに、デザインした画像を並べて構成するLPです。デザイナーが作り込んだ見た目をそのまま出せるため、短期のキャンペーンや、見た目のインパクトが勝負の商材に向きます。
画像メインLPのメリット:スピードとコスト
画像メインLPが選ばれるのは、はっきりした強みがあるからです。
制作が速く、コストを抑えやすい
テキストを1つずつ組む手間が減るため、制作期間と費用を抑えやすくなります。「キャンペーンに間に合わせたい」といった短期勝負で力を発揮します。
デザインの訴求力を最大化できる
画像で自由に表現できるので、ファーストビュー(最初に見える部分)のインパクトを出しやすいのも強みです。世界観で魅せたい商材と相性が良いです。
画像メインLPのデメリットとリスク
メリットの裏返しで、知らずに使うと後悔しやすい弱点もあります。ここを理解しておくことが、失敗しないコツです。
SEO(検索集客)に弱い
画像の中の文字は、検索エンジンが読み取れません。そのため検索からの自然な集客は期待しにくく、長期的なWeb資産にはなりにくいのが最大の弱点です。広告を止めると流入も止まりやすくなります。
表示速度・使いやすさへの影響
画像が多いぶんページが重くなり、特にスマホで表示が遅くなりがちです。表示の遅さは離脱に直結します。画像の軽量化が欠かせません。
修正の柔軟性が低い
文章の一部を直すだけでも画像を作り直す必要があり、細かな改善がしにくくなります。公開後に頻繁に手を入れたい場合は不向きです。
※「短期の画像LP? それともしっかり作る?」で迷ったら、目的に合う作り方を無料でご相談いただけます(広告とセットの相談も歓迎です)。
画像メインLPの作り方
画像メインLPは、手軽に見えて準備が肝心です。次の3ステップで進めます。
目的・ターゲット・伝えたい強みを先に固めます。後から直しにくいぶん、ここの精度が成果を決めます。
作り込みつつ、画像を圧縮して表示速度を確保。altや重要見出しのテキスト化で検索性も補います。
スマホでの表示・読み込み速度・フォーム送信を必ずテストします。
戦略設計と準備
目的・ターゲット・伝えたい強みを先に固めます。画像にすると後から直しにくいぶん、この準備の精度がそのまま成果に直結します。
デザインと技術的な最適化
デザインを作り込みつつ、画像の圧縮で表示速度を確保します。検索性を補うために、画像にはalt(画像の内容を説明するテキスト)を必ず入れ、重要な見出しはテキストでも置くと安心です。
実装と公開前の確認
スマホでの表示と読み込み速度、フォームの送信を必ずテストします。画像LPは特に、スマホでの見え方で成果が変わります。
成果を伸ばす運用の考え方
作って終わりにせず、運用で伸ばすのが成果を出すLPの共通点です。LPで得られる効果の全体像はLPの6つの効果も参考になります。
まずファーストビューを改善する
最初に見える部分の反応が、成果を大きく左右します。キャッチコピーやメイン画像を差し替えて、どれが効くかを見ていきます。
短期で成果が出たら“混合型”へ
画像メインで手応えがあったら、重要な部分をテキストに置き換えた『テキスト+画像の混合型』へ作り替える手もあります。こうすると検索集客と改善のしやすさを取り戻せ、長期の資産にできます。
自分で作る場合とプロに頼む場合
画像メインLPは「手軽そう」に見えますが、SEOや表示速度の弱点を踏まえた設計が要ります。使いどころを誤ると、費用をかけても短命なページになりかねません。下の比較で、どちらの作り方が自社に合うかを見てください。
| 画像メインLP | テキスト混合型 | |
|---|---|---|
| スピード・コスト | 速い・安い | ふつう |
| 検索集客(SEO) | 弱い | 強い |
| 修正のしやすさ | しにくい | しやすい |
| 向いている場面 | 短期キャンペーン | 長期の集客の柱 |
判断はシンプルです。短期キャンペーンを素早く回すなら画像メインで十分なこともあります。一方、長く集客の柱にしたいなら、最初から混合型でプロに作ってもらうほうが結果的に得です。
費用感はLP制作の費用相場と選び方で確認できます。どんな商材にどの作り方が合うかも、あわせてご相談ください。
ここまで読んで「自社はどっちで作るべき?」と迷ったら、それが相談のタイミングです。目的と予算に合わせて最適な作り方をご提案します。
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よくある質問
Q画像メインLPは検索で上位に出ますか?
出にくいです。画像内の文字は検索エンジンが読めないため、検索集客には不向きです。検索からの流入も狙うなら、テキストを併用した混合型がおすすめです。
Qどんなときに画像メインLPが向いていますか?
期間限定キャンペーンや、広告から集客する短期施策、デザインの世界観で魅せたい商材に向きます。広告を止めると流入も止まりやすい点は理解しておいてください。
Q表示が遅くなりませんか?
画像が多いと遅くなりがちです。画像の圧縮や読み込みの工夫で対策できます。特にスマホでの速度は必ず確認してください。
Q後からテキスト中心に作り替えできますか?
できます。短期で成果が出た画像LPを土台に、重要な部分をテキスト化した混合型へ作り替えると、長期の集客資産にしやすくなります。
参考情報
- Google検索セントラル 画像SEO(alt等)(画像の扱いと検索の基礎)
- Google検索セントラル SEOスターターガイド(検索流入を意識した作り)
- 消費者庁 表示対策(景品表示法)(誇大表現を避けるための基礎)