LP(ランディングページ)は、訪問者に「1つの行動」をとってもらうことに特化した縦長の1枚ページです。ファーストビュー → 共感 → 解決策 → 信頼の根拠 → 行動の促し(CTA)という構成が基本になります。
「LPを作りたいけれど、普通のホームページと何が違うのか」「どんな構成にすればいいのか分からない」。初めてLPを検討する方から、よくいただく質問です。型を知らないまま作ると、見た目はLPでも成果の出ないページになりがちです。
この記事では、現役でLPを制作している立場から、LPの基本・構成・作り方を“入門者向け”に整理します。なお「LPでどんな効果が得られるのか」はLPの6つの効果で詳しく解説しています。あわせて読むと理解が深まります。
LPとは何か?基本概念と特徴
まず、LPがどんなページなのかを押さえましょう。ここを理解すると、なぜ縦長の1枚構成なのかが腑に落ちます。
LP(ランディングページ)の定義
LPは、広告やSNS・検索からの訪問者を受け止め、『1つの行動』へ導くための1枚のページです。問い合わせ、購入、資料請求など、ゴールを1つに絞るのが最大の特徴です。
ホームページとの違い
会社全体を紹介するホームページに対し、LPは1つの商品やキャンペーンに特化します。リンクや選択肢をあえて減らし、訪問者が迷わず行動にたどり着けるよう設計します。違いを表で整理します。
| LP | ホームページ | |
|---|---|---|
| 目的 | 1つの行動(問い合わせ・購入など) | 会社・サービス全体の紹介 |
| ページ数 | 基本は縦長の1枚 | 複数ページ |
| リンク・導線 | あえて絞り、迷わせない | メニューで自由に回遊 |
| 主な流入 | 広告・SNS・検索 | 検索・指名・名刺など |
サイトの種類ごとの違いはWebサイトの種類と選び方も参考になります。
LPのビジネス上の役割
LPは、広告で集めた訪問者を成果につなげる『受け皿』です。だからこそ、広告と組み合わせて使われることが多いのです。
💡 ポイント
同じ広告予算でも、受け皿がLPかどうかで成果が大きく変わります。広告を出す前に、まず受け皿を用意できているかを確認してください。
成果の出るLPの基本構成
LPには、成果を出すための“型”があります。下の順番に並べることで、訪問者の気持ちが自然に高まっていきます。
成果の出るLPの基本の流れ
→
共感
→
解決策
→
信頼の根拠
→
CTA(行動)
ファーストビュー(最初に見える部分)
ページを開いた瞬間に見える部分です。ここで「自分に関係ある」と思ってもらえないと、すぐ離脱されます。キャッチコピーと主役のビジュアルで、提供価値を一言で伝えます。
本文(共感と解決策)
訪問者の悩みに共感し、その解決策として商品・サービスを提示します。機能の説明よりも、「それで自分はどう良くなるのか」を先に伝えるのがコツです。
信頼の根拠
実績や事例、第三者の評価など、主張を裏づける根拠を置きます。ここがあるかどうかで、説得力が変わります。事実に基づく内容にしてください。
CTA(行動の促し)
CTA(問い合わせや購入などの行動を促すボタン)を、迷わず押せる文言と位置で配置します。「何が起きるか」が分かる言葉にすると、クリックされやすくなります。
成果の出るLPを、無料でご相談いただけます
「自社の商材だと、どんな構成のLPが合う?」——目的の整理から構成・費用感・対応エリアまで、ヒアリングのうえ無料でお伝えします。まだ構想段階のご相談で大丈夫です。
合同会社Zekk/STUDIO公式エキスパート認定。建築・人材などの制作実績、士業・飲食の制作サンプルあり。大阪市中心部〜阪神間・播磨(西宮・尼崎・姫路ほか)に対応。
LP制作・改善で意識すべきポイント
型を押さえたうえで、成果を左右する勘所を見ていきます。どれも特別な道具は要りません。
ターゲットを1人に絞る
「誰に届けるか」を具体的な1人(ペルソナ=理想の顧客像)まで絞ります。対象を広げるほどメッセージはぼやけ、刺さらなくなります。
コピーは“相手のメリット”から書く
専門用語を減らし、相手が得られる結果を先に伝えます。作り手目線の説明が続くと、読み手は離れてしまいます。
スマホ表示を最優先にする
多くの訪問者はスマホで見ます。スマホでの読みやすさ・押しやすさを基準に作ってください。レスポンシブ対応(端末に合わせて表示が変わる作り)は前提です。
公開後にA/Bテストで改善する
A/Bテスト(2つの案を出し分けて成果を比べる手法)で、見出しやボタンを少しずつ改善します。LPは公開してからの改善で伸びます。最初から完璧を狙う必要はありません。
LP制作の進め方と外注の活用
実際に作るときの流れと、外注を使う場合の考え方です。LP1枚でも、中では複数の作業が動いています。
制作前に準備しておくこと
次の5つを整理しておくと、打ち合わせが一度で済み、見積もりの精度も上がります。発注前にメモしておきましょう。
誰が何を担当するか
構成・コピー・デザイン・実装と、関わる役割は複数あります。原稿や写真を自社で用意できるかで、費用と期間が変わります。
費用と費用対効果の考え方
安さだけで選ぶと、原稿も写真も自前という条件だった、というずれが起きがちです。価格帯ごとの中身はLP制作の費用相場と選び方で確認できます。
自分で作る場合とプロに頼む場合
ここまで読んで「やることが多い」と感じたかもしれません。LPは構成・コピー・デザイン・改善まで幅広く、初めてだと型どおりに作るだけでも苦労します。だからこそ、外注の判断軸を持っておくと迷いません。下の比較を目安にしてください。
| 自分で作る | プロに頼む | |
|---|---|---|
| 費用 | ツール代のみで安く始められる | 制作費がかかる |
| 構成・コピーの質 | 経験次第でばらつく | 型に沿って作り込める |
| 向いている場面 | 無料ツールで小さく試す | 広告費をかけて本気で成果を狙う |
判断はシンプルです。無料ツールやテンプレートで小さく試すなら自作、広告費をかけて本気で成果を狙うならプロが現実的です。受け皿の出来が悪いと、かけた広告費がそのままムダになってしまいます。
制作全体の進め方はWebサイト制作の流れもあわせてどうぞ。
LPの構成づくりから、一緒に整理します
目的の言語化から構成・デザイン、公開後の改善まで、御社の商材に合わせてご提案します。いきなり発注ではなく、まずは方向性のすり合わせから。費用感と対応エリアを無料でお伝えします。
合同会社Zekk/STUDIO公式エキスパート認定。建築・人材などの制作実績、士業・飲食の制作サンプルあり。
よくある質問
QLPはなぜ1ページ構成が多いのですか?
選択肢を減らし、1つの行動に集中してもらうためです。ページをまたぐと離脱が増えるため、必要な情報を1枚に順序立てて並べます。
Q写真や画像はどれくらい重要ですか?
とても重要です。特にファーストビューの画像は第一印象を決めます。ただし重い画像は表示を遅くするため、品質と軽さの両立が必要です。
Q無料ツールやテンプレートで作るのはどうですか?
小さく試す段階なら有効です。ただし広告費をかけて成果を狙う場合は、構成やコピーの作り込みで差が出るため、プロに任せる価値が大きくなります。
Q一度作ったLPは放置していいですか?
避けてください。LPは公開後の改善で成果が伸びます。アクセス解析を見ながら、見出しやボタンを定期的に見直すのがおすすめです。
参考情報
- 消費者庁 表示対策(景品表示法)(誇大表現を避けるための基礎)
- Google検索セントラル SEOスターターガイド(検索流入を意識した作り)
- 個人情報保護委員会(フォームで個人情報を扱う際の基礎)