姫路の士業(税理士・行政書士・社労士)のホームページ制作|播磨の広域商圏から相談を集める

「姫路市内だけを相手にしていたら、事務所は大きくならない」。播磨で長く事務所を続けている先生ほど、感覚として分かっておられることだと思います。

相続の相談は隣の市から来ますし、農地の手続きは市外の郊外にこそ多い。事業承継の相談は、たつのや赤穂の会社からも入ります。播磨は、車で1時間動けば全部が商圏です。ところが、ホームページはその広さを反映していないことがほとんどです。

この記事では、姫路の税理士・行政書士・社会保険労務士の先生に向けて、播磨全域から相談を集めるための事務所サイトの作り方をお伝えします。現役のWeb制作者として、実際に手を入れている箇所を具体的に書きました。

📋 この記事でわかること

  • 市外からの相談まで取りにいく「対応エリア」の書き方
  • 車社会の播磨で、相談前に確かめられていること
  • 相続・農地・事業承継を、相談者の言葉で書く方法
  • やってはいけない地域ページの増やし方と、費用相場

姫路の士業サイトは、市外からの相談まで取りにいけます

最初に、姫路という場所の条件を整理させてください。ここを踏まえるかどうかで、サイトの構成が変わります。

商圏は、姫路市の中だけではありません

姫路は播磨の中心です。買い物も通院も、周辺の市や町から人が集まってきます。士業への相談も同じで、加古川・高砂・たつの・赤穂、さらに宍粟や佐用のほうから足を運ばれる方がいます。

理由は単純で、地元の町に専門の事務所が少ないからです。相続や農地の手続きを相談したくても、近所には該当する先生がいない。それなら車で40分かけて姫路まで出よう、となります。姫路の事務所は、黙っていても広域から探されている立場にあります。

だから「対応エリア」の書き方が結果を変えます

ここで多いのが、所在地しか書いていないサイトです。「姫路市◯◯町」とだけあると、たつのの方は「市外は対応してもらえないかも」と思って、問い合わせを止めてしまいます。

書くべきは、対応できる範囲と、そこへ行けるという事実です。「姫路市を中心に、加古川市・高砂市・たつの市・赤穂市など播磨全域に対応しています」の一文があるだけで、市外の方が連絡できるようになります。たった一文で、商圏が数倍になることがあります。

💡 ポイント

対応エリアは、トップページと問い合わせページの両方に書いてください。検索から直接下層ページに来る方も多く、どのページから読み始めても目に入る状態にしておくのが大事です。訪問できる範囲と、オンラインで対応できる範囲を分けて書けるとさらに親切です。

相談前に見られているのは「会いに行ける相手かどうか」

播磨は車移動が前提の地域です。そのため、相談者が事前に確かめていることが、都市部とは少し違います。次の4つは、書いていないだけで問い合わせを逃している項目です。

1駐車場があるか、何台停められるか

相続の相談は、ご家族そろって来られることがあります。「事務所前に2台」「近隣にコインパーキングあり」まで書いてください。車で行く前提の地域では、これが書いていないだけで候補から外れます。

2こちらから訪問してもらえるか

高齢の相談者や、工場・農地の現場を見てほしい相談では、来てもらえるかどうかが決め手になります。訪問できる範囲と、交通費の扱いを書いておくと、遠方の方も連絡しやすくなります。

3オンラインでも話せるか

遠方の相続人が県外にいる、という相談は播磨でもよくあります。オンライン面談に対応していると書いてあるだけで、東京や大阪の子世代から連絡が入るようになります。

4土日や夜も相談できるか

平日に休めない相談者は多いものです。事前予約で土曜も対応できるなら、はっきり書いてください。できない場合も「平日◯時まで」と明記したほうが、無駄なすれ違いが減ります。

※「うちの事務所だと何から書けばいいか」という整理だけでも、無料でご相談いただけます(相談だけでも大丈夫です)。

播磨で相談の多い分野を、相談者の言葉で書く

取扱分野は、資格の名称のまま並べても読まれません。相談者が家族や社内で使っている言葉に置き換えると、自分ごとになります。播磨に多い相談を例に挙げます。

分野名 → 相談者の言葉に言い換える

  • 相続・遺産分割 →「実家と田んぼをどう分ければいいか、きょうだいで話がまとまらない」
  • 農地転用 →「畑を売って家を建てたいが、勝手にできないと言われた」
  • 事業承継 →「跡取りがいない。会社をどうすればいいのか」
  • 建設業・運送業の許認可 →「更新の時期が近い。書類を作る人がいない」
  • 補助金・設備投資 →「機械を入れ替えたいが、使える制度があるのか分からない」

とくに農地がからむ相談は、播磨ならではです。郊外に田畑を持ったまま相続を迎える家庭が多く、「農地は誰が引き継ぐのか」「宅地にできるのか」で止まってしまいます。ここを1ページ割いて丁寧に書いておくと、他市の同業と明確に差がつきます。

制作のときは、この言い換えを先生からうかがう時間をいちばん長く取ります。実際に電話口で言われた言葉が、そのまま最も強い見出しになるからです。事務所案内の定型文を写しても、検索してきた方には届きません。

⚠️ 表現には各会の定めがあります

士業の広告には、それぞれの法律と所属会の規程による定めがあります。結果を保証する書き方(「必ず通ります」など)や、根拠を示せない順位表示は避けてください。原稿ができたら、公開前にご自身の所属会の規程に照らして確認をお願いします。

やってはいけない「地域ページの増やし方」

広域から集めたいと考えると、必ず出てくるのがこの発想です。「加古川市の相続」「たつの市の相続」「赤穂市の相続」と、市名だけを差し替えたページを並べれば検索に強くなるのではないか、と。

制作会社から提案されることもありますが、おすすめしません。中身が同じで地名だけ違うページは、検索エンジンから価値の低い量産ページと見なされる可能性があります。手間をかけたのに評価されない、いちばんもったいないパターンです。

代わりに、次の2つで広域を取りにいってください。

⭕ 効くやり方

  • 対応エリアを1ページにまとめて書く(市ごとにページを分けない)
  • 分野ごとにページを分ける(相続・農地転用・事業承継・許認可)
  • その市でしか書けない事情がある場合だけ、地域ページを作る

3つ目だけ補足します。たとえば「たつの市の農地は市街化調整区域が多く、手続きがこう変わる」といったその土地ならではの中身が書けるなら、地域ページを作る意味があります。逆に、そこまで書けないなら作らないほうが良い結果になります。

対応エリアと取扱分野の整理から、ご一緒します

「どこまでを対応エリアと書いていいか」「どの分野を前に出すべきか」。ふだん受けている相談をうかがいながら、無料で整理します。姫路・播磨はもちろん、オンラインでも対応しています。いきなり発注ではありませんので、お気軽にどうぞ。

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姫路で士業のホームページを作る費用の相場

費用の目安です。士業サイトは、取扱分野を何ページ作るかでおおよそ決まります。

内容 費用の目安
事務所紹介中心・テンプレート活用 15万〜40万円
オリジナルデザイン・取扱分野ページ付き 40万〜80万円
取材・撮影・分野別ページを本格的に作る 80万〜150万円
コラム運用・集客支援まで任せる 150万円〜

ここで迷いやすいのが、どの分野ページから作るかです。予算に限りがあるなら、全分野を薄く並べるより、いちばん相談の多い1〜2分野を厚く書くほうが結果が出ます。播磨なら相続と農地から始めて、反応を見ながら足していく形をよくご提案します。

逆に、最初から10ページ以上を用意する必要はありません。中身の薄いページが並ぶと、かえって印象が下がります。まず3本、しっかり書く。それで十分に戦えます。

市内全体の相場感は姫路のホームページ制作費用の相場に、見積書の項目が何を指すのかはホームページ制作の費用相場にまとめています。依頼先を比べるときは失敗しない制作会社の選び方を、公開までの段取りはWebサイト制作の流れをあわせてどうぞ。IT導入補助金などが使える場合もあります。

公開してから効いてくる2つのこと

士業サイトは、公開した翌日に相談が入るものではありません。信頼を積み上げる場所なので、育てる前提で考えてください。やることは2つで十分です。

分野名で検索される
分野ページで納得する
対応エリアを確認する
問い合わせ

ひとつは、月に1本でいいのでコラムを足すこと。制度改正の解説より、実際によく聞かれる質問への回答のほうが読まれます。「農地を相続したら最初に何をするか」のような、電話で説明している内容をそのまま書けば十分です。書いた分野の相談が、少しずつ増えていきます。

もうひとつはGoogleビジネスプロフィールの整備です。事務所名で検索したとき、地図・営業時間・電話番号が正しく出る状態にしておいてください。ホームページの情報と食い違っていると、それだけで不信感につながります。車で向かう方が多い地域なので、地図の正確さは特に大事です。

逆に、何年も更新が止まっているサイトは、かえって印象を悪くします。自分たちで更新できる作りにしておくかどうかは、制作前に必ず相談してください。

よくある質問

Q対応エリアはどこまで広く書いていいですか?

実際に対応できる範囲にとどめてください。「兵庫県全域」と書いて訪問を断ると、かえって印象を損ねます。訪問できる範囲とオンラインで対応できる範囲を分けて書くのが、いちばん誠実で問い合わせも増えます。

Q相続や農地の相談は、どこまで具体的に書けますか?

実際の依頼者が特定される内容は書けません。「郊外の農地を含む相続で、分割の方針から整理しました」のように、状況と進め方だけであれば書けます。掲載前に依頼者の了解を得るのが前提です。

Q写真は事務所の外観だけでも大丈夫ですか?

先生ご本人の写真を1枚は入れてください。士業は人で選ばれます。加えて、相談スペースの写真があると「ここで話すのか」が伝わり、初めての方の緊張がやわらぎます。

Q公開までどれくらいかかりますか?

分野ページを3〜5本作る場合で、2〜3か月が目安です。時間がかかるのは原稿の確認工程なので、繁忙期を避けて先生のご都合を早めに押さえておくと、予定どおりに進みます。

播磨全域から相談が来る形に、整えませんか

いますぐ作らなくても構いません。「いまのサイトのどこを直せば市外から連絡が来るか」だけでも、無料でお伝えします。しつこい営業はしませんので、現状を見せていただくところから始めましょう。

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参考情報

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まとめ

姫路の士業事務所が持っているいちばんの強みは、播磨全域から探されている立場にあることです。加古川からも、たつのからも、赤穂からも、専門の相談は自然と姫路に集まってきます。

それなのに、対応エリアを書いていないだけで市外の方の問い合わせを逃しているサイトを、よく見かけます。まずは対応エリアをはっきり書く。駐車場と訪問の可否を書く。分野を相談者の言葉で書く。この3つを直すだけで、届く範囲が変わります。制作費は分野ページを3〜5本作る形で40万〜80万円が目安です。

そして、市名を差し替えただけの地域ページを増やすやり方は取らないでください。手間の割に評価されず、書く時間はコラム1本に回したほうが確実に効きます。何から手をつけるかで迷ったら、ふだんの相談内容をうかがいながら一緒に整理します。